趣味プログラミングblog

まずは検索。
カーソルのある段落をWord VBAで選択する（インストラクターのネタ帳）
https://www.relief.jp/docs/word-vba-select-paragraph.html

予想通り。１行だわ。
SelectをCopyに変えて完成？

複数段落選択すると、１段落目しかコピーされてない。
（Paragraphs(1) だとコレクションの１要素目しか指定してないもんね）


複数の段落を選択する方法は見つかったけど、
選択範囲を拡張する処理っぽいので、汎用的なものを１行ソースで書くのは無理っぽい。


Word VBAで選択範囲を段落に拡張する（インストラクターのネタ帳）
https://www.relief.jp/docs/word-vba-extend-selection-to-paragraphs.html


仕方がないので、selection.paragraphs.countを取って、複数段落ある場合は選択範囲を拡張してから通常コピー、１段落しかない場合は、Paragraphs(1)で指定したうえでコピーすることにした。
コピーだけなのに選択範囲が変わるのはカッコ悪いけどしゃーない。


ついでにテキストでペーストするマクロ。マクロの記録から作成。

Selection.PasteSpecial Link:=False, DataType:=wdPasteText, Placement:=wdInLine, DisplayAsIcon:=False

ちょっとカッコ悪いので検索。以下のどちらかでOKらしい。

Selection.PasteAndFormat (wdFormatPlainText)
Selection.PasteAndFormat Type:=wdFormatPlainText

参考にしたサイト
'https://www.wordvbalab.com/code/7390/


あとは、wordにショートカットキーを登録する。

Alt + T,Oの順に押下してオプションを表示。
左のメニューから「リボンのユーザー設定」を選択。

左下のショートカットキー：「ユーザー設定(T)...」をクリック。

分類(C):からマクロを選択して、ショートカットキーを登録するマクロを選択。
割り当てるキーを押してください(N):のウィンドウを選択して、割り当てるキーを押下する。

割り当てるキーは、以下の通り。元々割り当てられてるキーは（）内に記載。
段落コピーは、Ctrl + Shift + C （書式のコピー）
段落切り取りは、Ctrl + Shift + X
テキスト貼り付けは、Ctrl + Shift + V （書式の貼り付け）

書式については、書式のウィンドウを開いて最後にまとめて設定するからあんまり使わないよね。



今回は、カーソルのある段落（複数段落選択時は複数段落）をコピーして、テキスト貼り付けするマクロを紹介。ショートカットキー登録してガンガン使おうというお話でした。

通常のコピペにシフトを足すだけなので、結構使いやすいと思う。


【今後の改善点】
箇条書きをしているときに、項番までコピーされるのがうざい。。。

そんな感じで以下ソース。

Sub テキスト貼り付け()
'
' 値貼り付け Macro
'
'https://www.wordvbalab.com/code/7390/
Selection.PasteAndFormat (wdFormatPlainText)
'Selection.PasteAndFormat Type:=wdFormatPlainText
'Selection.PasteSpecial Link:=False, DataType:=wdPasteText, Placement:=wdInLine, DisplayAsIcon:=False
End Sub
Sub 段落コピー()
If Selection.Paragraphs.Count > 1 Then
Call 選択範囲を段落に拡張する
Selection.Copy
Else
Selection.Paragraphs(1).Range.Copy
End If
End Sub

Sub 段落切り取り()
If Selection.Paragraphs.Count > 1 Then
Call 選択範囲を段落に拡張する
Selection.Cut
Else
Selection.Paragraphs(1).Range.Cut
End If

End Sub

'https://www.relief.jp/docs/word-vba-extend-selection-to-paragraphs.html
Sub 選択範囲を段落に拡張する()
Selection.MoveStart wdParagraph, -1
Selection.MoveEnd wdParagraph, 1
End Sub