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テレビの映りが悪いのを直した話

2024年03月22日
「引っ越しをしてから録画した映像の映りが悪い。」と母親から連絡があり、家に行って試行錯誤。

この症状でそんな理由!?って思ったテレビの映りについて。




まずは、アンテナケーブルの接触不良を疑って、端子にしっかり繋いでみたけど改善されず。ケーブルを触ると映像が乱れる。

引っ越しに伴う設置設定をやってないんじゃないかということで、チャンネルスキャンを実施。

NHKと日テレの受信レベルが低いと出る。

受信設定にアッテネータってのがあって、オンにしてみたところNHKと日テレの受信レベルが改善。代わりにTBSがダメになった。
特定のチャンネルだけアッテネータ使えないものか。。。

テレビ台の下に使われていない分配器が転がってて、繋いでみることにした。

で、配線をよくよく見ると入出力が逆に挿さってる!

物理層から疑という格言はあるけど、特定チャンネルだけダメという状況でそこを疑う発想はなかった。

テレビ出力から入力をもらってアンテナ入力にテレビ出力ってそれなりに動くの!?

改めて調べてみたら結構ヒットするね。
「テレビは映るのにレコーダーが乱れるのはなぜ?」とか。



電気的な部分を調べてみた。

同軸ケーブルは信号が反射しないように入力インピーダンスをケーブルの抵抗値に合わせてるみたいだけど、出力端子に繋いだらそりゃインピーダンス整合取れないから乱れるわな。

仕組みを理解すれば、納得がいく。特定チャンネルがダメな理由も周波数によって反射の仕方が違うから。

昔、電気回路で、入力インピーダンスは高い方が良い、出力インピーダンスは低い方が良いと教わった。
けど、高調波回路を電気回路のように捉えちゃダメだったなぁ。


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