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ファイル・フォルダ一覧取得ツール~Dirコマンドの結果から生成~

2022年09月20日
前から書こう書こうと思いつつも、ボリュームが多くて敬遠していた記事。
新機能を追加したこともあって、ようやく重い腰を上げた。。。

「ファイル・フォルダ一覧取得ツール~Dirコマンドの結果から生成~」シリーズ
操作編【今回】
VBS編
VBAファイルリスト編
VBAフォルダリスト編


共有で使ってるフォルダってカオス。

頭の悪い奴がレイヤも考えずに好き勝手フォルダを作ったり、
共有フォルダなのに個人的なバックアップがいつまでも残ってたり。

一番腹立たしいのが、構成からして腐ってるパターン。
こればっかりはどうしようもない。
フォルダ内のファイルが多すぎてエクセルの100万行を超えたりする。

ちなみに、腐ったファイルをすべて特定フォルダに移して、
それ以外のフォルダを一覧にするという回避策はある。。。



今回の記事は、Dirコマンドを使ってファイル一覧を取得して、
その結果をエクセルでまとめるというもの。
前から触れてる内容ではあるけれど、必要なツールがフォルダにまとまっていて
誰でも使えるようにしてあるところが便利。

①1クリック(利便性のために+1ボタン)でコマンドを生成して、
②CMDに貼り付けてDir結果をテキスト化。
③エクセル開いてその結果を抽出するというもの。

どんなにファイル数が多くても、ファイル一覧作成はWindowsの機能で行うので
エクセルを自由に使えるのがでかい!

ひとまず今回は、フォルダ構成と使い方について



XXファイル一覧
dir_cmd.vbs
Command Prompt.lnk
xx_ファイル・フォルダ一覧_v17.xlsm

dir_cmd.vbsを実行すると、「XXファイル一覧」を置いた上の階層のフォルダに対するDirコマンドがクリップボードに送られる。

CMDを開いて、コマンドラインにペーストすると、Dirリスト.txtが生成される。


xx_ファイル・フォルダ一覧_v17.xlsmを開いて、
B2セルにあるオートシェープを実行すると、Dirリスト.txtの中身を解析して
その結果をエクセルに表示する。

表示中のシートによって2つのボタンが用意していて、それぞれ別マクロを呼び出す。
「Fileリスト」シートを開いているときはファイル一覧。

「Dirリスト」シートを開いているときはフォルダ一覧。




パソコンでファイルを検索するのって、プログラム的に考えると
パソコン内のすべてのファイルを順番に取り出して、
ファイル名にキーワードがあるかチェックするという処理。

そんなことするなら、全部のファイル名書き出しちゃえば良いじゃん。というのがこのツールのコンセプト。
Windowsのインデックス機能を手動で実行しているイメージ。


そんなに邪魔になるものでもないのでいろいろなフォルダに
XXファイル一覧を置いて、拠点として使ってるw


マクロやVBSの説明は次回に譲るとして、
今回は、フォルダ一覧をアップします。

.xlsmファイルはちょっとという方のために
別途xlsx形式でマクロ部分を別ソースにしたものも今度アップします。


参考情報としてCドライブ全検索した結果を解析してみた。

814,884行 53,855kByteのテキストファイルが出力されて、
処理時間は以下のとおり。
Fileリスト[2022/09/20 4:23:26] 79.95秒
Dirリスト[2022/09/20 4:27:46] 102.08秒

テキストエディタで開くだけでも分単位なので、我ながらなかなか優秀だと思う。

ツールのダウンロードはこちら


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