windowsのsysteminfoコマンドの結果を整理するエクセルVBAマクロ
2024年07月21日
どの会社でもパソコンなどの情報機器は、情報漏洩のリスクがあるからちゃんと管理していると思う。
ただ、その管理のやり型がエクセルに手作業で必要事項を記入という原始的なものだったりする会社もあると思う。
今回は、windowsのコマンド systeminfoで取得した各PCの情報をエクセルで取り込むツールを作った話。
ただ、その管理のやり型がエクセルに手作業で必要事項を記入という原始的なものだったりする会社もあると思う。
今回は、windowsのコマンド systeminfoで取得した各PCの情報をエクセルで取り込むツールを作った話。
PR
読み取り専用で開かせてマクロの保存だけを許可するブック
2024年05月15日
会社でNAS上のファイルをみんなで編集することって結構ある。
誰かが開いていると編集権が手に入らず待ちぼうけなんてことも。
ファイル共有機能で対策はできるものの、どっちも好きじゃない。
①エクセルのブック共有機能を使う
→編集箇所が競合したときに困る
②OneDriveでファイル共有機能を使う
→保存場所がNASじゃなくなるので、使いづらい
今回は、NAS上のファイルに書き込みパスワードを設定することで、
読み取り専用で開くことを強要して、ブックに埋め込んだマクロを使って保存する方法を考えた。
誰かが開いていると編集権が手に入らず待ちぼうけなんてことも。
ファイル共有機能で対策はできるものの、どっちも好きじゃない。
①エクセルのブック共有機能を使う
→編集箇所が競合したときに困る
②OneDriveでファイル共有機能を使う
→保存場所がNASじゃなくなるので、使いづらい
今回は、NAS上のファイルに書き込みパスワードを設定することで、
読み取り専用で開くことを強要して、ブックに埋め込んだマクロを使って保存する方法を考えた。
ショートカットファイルのリンク先を置換するマクロの改良~実用版~
2024年05月07日
会社で使っているNASのリンク切れが激しい。。。
もういい加減、旧NASへのリンクは撲滅したい!
そんな思いから、NAS上にあるリンク切れショートカットファイルのリンク先をVBAを使って
一括で置換することにした。
まてよ。そういや昔に同じようなものを作ったような。。。
どこまでできてたっけか。
矩形選択の使い方を理解することでVBAの列記述の考え方が変わった話
2024年04月27日
VBAを使ったプログラミングだと、出力にシートを使うことがほとんど。
列ごとにタイトルを決めて、情報を集めていくけど
列の順番って結構変更したくなることが多い。
今回は、テキストエディタを活用することで、
列番号を変更する方法を紹介。
列ごとにタイトルを決めて、情報を集めていくけど
列の順番って結構変更したくなることが多い。
今回は、テキストエディタを活用することで、
列番号を変更する方法を紹介。
16進数を2進数に変換するVBAプログラムでBingと勝負してみた話
2024年01月07日
前回の2進数を10進数に変換する関数とかなり似た内容なんだけど、
16進数を2進数を変換するプログラムも作ってみた。
まず浮かぶやり方は、0~9、A~Fの文字に対する2進数を
IF文等で分岐するやり方。
なんかあんまスマートじゃないし、速度も遅そう。
もう一つは数学的に2で割った商と余りから計算するやり方。
軽く検索をかけたところ、以下のサイトがヒット。
https://vbabeginner.net/convert-hextobin/
16進数をいったん10進数に変換して、
10進数を2進数に変換するという2ステップを踏む方が高速だったとのこと。
上記のリンクの内容を信じて2ステップを踏んで処理する仕様にした。
作ったソースコードがこちら。
出力される桁数が少なくなる不具合が出たので、
2進数は必ず4桁で出るようにformat関数で指定した。
せっかくなので、Bing AIを使って作ってみたらどうなるか試したところ、
上記のリンクで否定していたselect文で分岐する方法が出てきた。
出力される内容は同じで、ビット演算をしているから高速だとか言ってる。
マッピングってビット演算なの・・・?
Bingが折れないので、速度を比較してみた。
0~Fを連結した16進数16文字を1万回2進数に変換して比較してみた。
圧倒的に負けた。。。
Bingにソースコードを貼り付けて、どちらが高速動作するか聞いたところ、
以下の2つの関数のどちらが速いかは、実際に実行して比較する必要があります。
ただし、Hex2BinBing関数は、ビット演算子を使用して高速に16進数から2進数に変換するため、
Hex2BinEx関数よりも高速である可能性があります。
とのこと。
ブログのために質問し直したら「実際に実行して比較する」の一点張り。
どうやら、Bingにソースコードを生成させた後に質問したから
自分が提案した方法を推すわけね。
16進数を2進数を変換するプログラムも作ってみた。
まず浮かぶやり方は、0~9、A~Fの文字に対する2進数を
IF文等で分岐するやり方。
なんかあんまスマートじゃないし、速度も遅そう。
もう一つは数学的に2で割った商と余りから計算するやり方。
軽く検索をかけたところ、以下のサイトがヒット。
https://vbabeginner.net/convert-hextobin/
16進数をいったん10進数に変換して、
10進数を2進数に変換するという2ステップを踏む方が高速だったとのこと。
上記のリンクの内容を信じて2ステップを踏んで処理する仕様にした。
作ったソースコードがこちら。
' %%%% 16進数から2進数へ %%%%%
Function Hex2BinEx(hex)
If hex = "" Then
Hex2BinEx = ""
Else
Dim i As Long
For i = 1 To Len(hex)
Hex2BinEx = Hex2BinEx & Format(Dec2BinEx(CInt("&H" & Mid(hex, i, 1))), "0000")
Next i
End If
End Function
Function Dec2BinEx(strDec As String)
If strDec = "" Then Dec2BinEx = ""
Dim sBin As String '// 2進数文字列
Dim iRemainder As Integer '// 余り
Dim dDiv As Long '// 商
dDiv = Val(strDec)
Do
iRemainder = dDiv Mod 2
dDiv = Int(dDiv / 2)
sBin = CStr(iRemainder) & sBin
If (dDiv < 2) Then
If (dDiv = 1) Then
sBin = CStr(dDiv) & sBin
End If
Exit Do
End If
Loop
Dec2BinEx = sBin
End Function
リンクを張った記事の内容をFunctionモジュールにして、不要な初期化等も削除した。出力される桁数が少なくなる不具合が出たので、
2進数は必ず4桁で出るようにformat関数で指定した。
せっかくなので、Bing AIを使って作ってみたらどうなるか試したところ、
上記のリンクで否定していたselect文で分岐する方法が出てきた。
Function Hex2BinBing(ByVal hex As String) As String
Dim i As Long
Dim bin As String
For i = 1 To Len(hex)
Select Case UCase(Mid(hex, i, 1))
Case "0": bin = bin & "0000"
Case "1": bin = bin & "0001"
Case "2": bin = bin & "0010"
Case "3": bin = bin & "0011"
Case "4": bin = bin & "0100"
Case "5": bin = bin & "0101"
Case "6": bin = bin & "0110"
Case "7": bin = bin & "0111"
Case "8": bin = bin & "1000"
Case "9": bin = bin & "1001"
Case "A": bin = bin & "1010"
Case "B": bin = bin & "1011"
Case "C": bin = bin & "1100"
Case "D": bin = bin & "1101"
Case "E": bin = bin & "1110"
Case "F": bin = bin & "1111"
End Select
Next i
Hex2BinBing = bin
End Function
"高速で"というk-ワードを追加してみたけど、出力される内容は同じで、ビット演算をしているから高速だとか言ってる。
マッピングってビット演算なの・・・?
Bingが折れないので、速度を比較してみた。
0~Fを連結した16進数16文字を1万回2進数に変換して比較してみた。
Sub discTest()
Dim tictoc As Double
tictoc = Timer
Dim i As Long, x
For i = 1 To 10000
x = Hex2BinEx("0123456789ABCDEF")
Next i
Debug.Print Timer - tictoc, x
tictoc = Timer
For i = 1 To 10000
x = Hex2BinBing("0123456789ABCDEF")
Next i
Debug.Print Timer - tictoc, x
End Sub
Hex2BinEx:自作関数 0.632秒
Hex2BinBing:Bing作成関数 0.143秒
圧倒的に負けた。。。
Bingにソースコードを貼り付けて、どちらが高速動作するか聞いたところ、
以下の2つの関数のどちらが速いかは、実際に実行して比較する必要があります。
ただし、Hex2BinBing関数は、ビット演算子を使用して高速に16進数から2進数に変換するため、
Hex2BinEx関数よりも高速である可能性があります。
とのこと。
ブログのために質問し直したら「実際に実行して比較する」の一点張り。
どうやら、Bingにソースコードを生成させた後に質問したから
自分が提案した方法を推すわけね。