otbedit の色分け設定ファイル(PowerShell用)を作った話
2024年09月11日
最近、Copilotの普及によってPowerShellを使う機会が増えてきた。
そこで問題になるのが、エディタ。今回は、otbedit用のPowerShell色分け設定ファイルを作ってみた話。
そこで問題になるのが、エディタ。今回は、otbedit用のPowerShell色分け設定ファイルを作ってみた話。
テキストエディタは、otbeditというフリーソフトを使っている。メモ帳では開けないような大きいファイルもサクッと開ける優秀のテキストエディタ。
バッチファイルやVBScriptなんかはネットで見つけた設定ファイルを読み込ませて色分け表示(シンタックスハイライト)してる。
バッチ
https://eel3.hatenablog.com/entry/20100215/1266229881
VBScript
https://eel3.hatenablog.com/entry/20100124/1264342306
PowerShell用の設定も欲しいなぁと思いつつ、ネットを調べても出てこなかったので自分で作ってみることにした。
PowerShellは基本Copilotに全任せなので、知識ほぼ0。設定ファイルについても、Copilotに任せることにした。
作らなきゃいけないファイルは以下の2つ。
①編集モード用の設定ファイル。
②キーワードリスト設定ファイル
①は、言語設定の一覧から呼び出されるファイルで、その言語特有の文字列やコメントアウトなどのルールを設定する。詳細は、otbeditのdocフォルダを参照。
②は①から呼び出されるキーワードのリスト。強調表示は2種類あり、キーワードのあとに「,2」と入力すると別の色で強調される。
上のリンクからVBScript用の設定ファイルをCopilotに食わせて、PowerShell用の設定ファイルを吐き出させた。
②のキーワードは全然足りてなかったので、PowerShellからコマンド一覧を取得して手動で追加。
コマンド一覧を取得するPowerShellコマンド
Get-Command > get_cmd.txt
いっぱい出てきたのでPowerShellを含む行のみを抽出。エクセルで区切ってキーワードリストにした。
①の言語特有の設定もちょっと見づらいので表示を見ながら編集して完成。$に続く文字をキーワードとして設定したいけど、下手にいじると強調されすぎて見づらい。$だけ色変えてもやっは見づらいので結局そのまま。
今回は、otbeditのPowerShell編集用モードを作ってみた。色分け表示してくれるだけじゃなく、拡張子の管理がされるようになるので、ファイルを編集して保存する際にいちいち.ps1と打たずに済む。それだけでも使う価値はあると思う。
完成度は暫定レベルではあるけど、ないよりかはましだよね。もっと早く作ればよかった。
以下、作成した設定ファイル
PowerShell用cfg設定ファイル
PowerShell用キーワード設定ファイル
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