ネットワーク系コマンドとPCのネットワーク情報を取得するバッチ
2022年11月24日
近年サイバー攻撃が身近になって、どこの会社でもパソコンの管理はうるさくなったと思う。
けど、パソコンの台帳ってちゃんと管理してないと大変なことになるし、
いつの間にか消えたり、台帳と現物がわけわからなくなったりする。
今回は、ネットワーク系のコマンドとそのコマンドを打った結果をPCに保存する方法について
代表的なコマンドは以下の通り。
■ipconfig
まずは自分のネットワーク情報を調べるコマンド。ネットワークにつながってない場合はIPアドレスが表示されない。
純粋に設定されたIPアドレスを調べるなら、Win+Rからのncpacpl.cpl でアダプタのプロパティを見るべし。
■ping
IPがわかったら疎通確認。/nで送信回数を変えたり、/wで待ち時間を変えたりできる。
■tracert
pingの応用で、経路確認。経由を許可するルーターの数を1つずつ増やしながらpingを打つことで、
宛先のホストにどいういう経路でpingが送信されるか確認できる。
試しにgoogle.comとyahoo.co.jpに対して、IIJのAU回線とIIJのESIM回線からtracertを打ってみたら
AU回線からgoogle.com宛だけIPv6で経路が表示された。
■arp /a
直近で通信したIPアドレスとMacアドレス(物理アドレス)を調べることができる。対象となるのは同一セグメントのネットワークのみ。
■route print
ルーティングテーブルを調べることができる。けど、個別に経路を登録なんてしないから、ほとんど使わないっすね。
参考にしたいサイト
https://windows.command-ref.com/
バッチファイルは簡単。上記のコマンドをテキストファイルに書いて、
コマンドの後に > ファイル名.txtを付けるだけ。
">"だと上書き保存、">>"だと追記保存。
ちょっと見やすくするために、何のコマンドを打ったかechoで表示してファイルに書き込むようにした。
echo "【ipconfig /all > nw.txt】" > nw.txt
ipconfig /all >> nw.txt
echo "【arp /a >> nw.txt】" >> nw.txt
arp /a >> nw.txt
echo "【route print >> nw.tx】" >> nw.txt
route print >> nw.txt
"まで含めてファイルに出ちゃうけど、
"を省略すると】が表示されなくなっちゃうのよね。
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